2013年8月Amazon FBAニュースレターのサマリー

こんにちは、武藤です。

きょうは米国AmazonのFBAニュースレターの内容を
日本語で簡単にまとめてみたいと思います。

なお、私なりの解説ですので、
詳細が気になる方は原文を参照してくださいね。

1.補充通知の設定
2.新しいフルフィルメントレポートの追加
3.FBA限定のユーザー権限の追加
4.新しいFBA納入画面
5.長期保管費用を避けるためのオプション
6.米国外発送オプションについて

1.補充通知の設定
セラーセントラル>Inventory>Manage FBA Inventory

これまでの在庫補充通知は個数のみが指定できました。

例えばある商品の在庫数が100個を下回ったら
在庫補充通知のメールを受け取るという設定です。

今回の機能改定では何週分の在庫を抱えるのかを
指定できるようになりました。

例えば週に10点売れている商品を
再納品するのに3週間かかるとします。

この場合在庫補充通知で
「When weeks-of-cover reaches(Weeks)」を
3(週)としておくと、在庫数が30点を下回ると
在庫補充メールが届きます。

個数指定との違いは過去30日間における
週あたりの平均販売個数に応じて
在庫補充メールを受け取ることができる点です。
2.新しいフルフィルメントレポートの追加
セラーセントラル>Reports>Fulfillment

FBA関連のレポートページが新しくなりました。

多くのレポートがダウンロードをしなくても
オンラインで確認できるようになりました。

「Hazmat Status Change Report」
上記レポートでBlockされた商品は
FBA販売ができません。

日本から個々に発送するなどの対応が必要です。

私が過去にブロックされた商品には
スプレーや可燃物などがあります。

返品商品のうち再販が不可となった商品は
Removalsから確認が可能です。

一定期間の不良在庫をためてeBayで販売したり
MyUSから返送したりして処分をしましょう。

安くて重い商品などは破棄されてもよいかと思います。
3.FBA限定のユーザー権限の追加
セラーセントラル>Settings>User Permissions

Amazonでは1つのアカウントを複数ユーザーで
管理することが可能です。

また、ログインID&パスワードに応じて
利用できる機能を細かく指定することが可能です。

今回の機能改定によりFBAに関連したユーザー権限を
設定することができるようになりました。

これによって無在庫販売を管理するSOHOさんと
FBA在庫を管理するSOHOさんが
利用できるページや機能を切り分けることができます。

FBAに限定したページは以下の3種類となります。
Inventory > Manage FBA Inventory/Shipments
Reports > Fulfillment Reports
Settings > Fulfillment Settings
4.新しいFBA納入画面
ベータ版として4月に導入された新しいFBA納入画面。

初期は不具合もありましたが徐々に改善されているようです。

最近追加された機能は以下の3点です。

・FBA納入時の際に便利な納入商品一覧の出力が可能に!
・納入予約時に納入数の修正が可能
・商品毎にFBAラベルの貼り付けを指定可能

5.長期保管費用を避けるためのオプション
Settings > Fulfillment by Amazon > Long-Term Storage Removals

FBAセンターに在庫を保管する費用は安価ですが
1年以上売れない在庫を保管しておくと
懲罰的な費用を年に2回請求されます。

そこで、このオプションを設定しておくことで
365日を経過する前に不良在庫を処分することが可能です。

選択肢は以下の4種類
・破棄
・返送
・金額に応じて自動で判断

私のおすすめは金額に応じて破棄と返送を指定する方法です。

例えば20ドル以下の商品は破棄をして
それ以上の商品は返送するといった設定も可能です。

返送先住所に指定ができるのは米国のみですが、
破棄や返送の費用はそれぞれ50セントと15セントと安価です。
6.米国外発送オプションについて
Manage FBA Inventory > International Shipping
> Sign Up for FBA Global Export

FBA在庫管理画面の右上にある機能です。

BMVDと呼ばれるメディア系商品に加えて
ごく一部の非メディア系商品が米国外発送に対応しています。

メディア系商品の取り扱いが多いセラーさんは
このオプションを選択されると米国外への発送が増加します。
FBAニュースレターについては
これまであまり注力してこなかったのですが
こうして内容を追ってみると意外と勉強になりました。
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正直 1件390円という単価については
SOHOさんに依頼したほうが安く済むかもしれません。

ただ、マニュアルの作成やスタッフの育成
進行状況のウェブ管理システムなど
自社でまなかうとなると相当な費用がかかります。

月額1万円。商品1点あたりの手数料390円は
ある意味リーズナブルだと思います。
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上記の会を通じてアマゾン輸出についてのご質問や
ご相談を承っています。

エグゼクティブクラブでは、
アマゾン販売のみならずeBay輸出や
個人輸出商社といった新しい販売にも対応しています。

About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

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