今日は、米国のアマゾン販売事情について
お伝えしたいと思います。
最近本場米国のアマゾン販売事情についても、
情報を収集するようにしています。
米国はなんといってもAmazonの本拠地ですし、
米国のセラーが持つ情報は最新のものが多いからです。
日本でアマゾンといえば、書籍の「せどり」が有名です。
せどりとは古書店などで販売されている本を安く購入して、
ヤフオクやアマゾンでより高い価格で転売をするビジネスです。
具体的には、入手が困難な稀少書籍や、限定商品、
専門書等を相場よりも安い値段で仕入れ、転売をします。
古書業界では昔から行われていたことですが、
最近ではアマゾンの中古書籍の価格やランキング情報と、
Bluetooth対応の小型バーコードスキャナー等を用いて、
よりスマートに書籍を探しだす手法が主流のようです。
実は米国でも同様の流れがありまして、
当初は地元で仕入れた格安書籍をアマゾンに納品し
転売するブームが起こりました。
そしてそうした格安書籍の販売が飽和すると、
FBASCOUTといった転売価格差をチェックする
強力なツールやサービスの登場が追い風となり書籍の転売ブームが起こりました。
現在では、書籍以外のおもちゃや生活用品といった分野にまで、
こうしたツールの活用が広がっています。
とはいえ、私達が販売する日本製品については、
米国現地人はほとんどといって良いほど出品をしてきません。
ごく一部のおもちゃブランド等で大口出品者がいますが、
彼らでさえ毎日発売される膨大な新製品には対応ができないようです。
一度彼らにプライスチェックのようなランキング変動ツールを
利用しないか聞いてみたのですが、
ランキングは見てはいるもののの、月間の販売数は重視していないようです。
米国でも海外に目を向けようといった声も出ていますが、
主にイギリスなどの英語圏からスタートするケースが多いようです。
彼らが日本の商品の魅力に気がつくまでに、
私達日本人セラーで強固な販売体制を確立しておきたいですね!