欧州アマゾンにおける知的財産侵害(Property Rights Infringement)について

こんにちは、武藤です。

日本や米国では法律でも認められている並行輸入。

この並行輸入が欧州では認められていないことは、
以前にメールでもお伝えしました。

欧州における日本製品の販売には
米国よりもやや高いリスクが有ると言えます。

この並行輸入に厳しいメーカーアンケートが出揃ってきたので、
あらためてシェアさせていただきますね。

今回のアンケートで情報を頂いたメーカーは
私が登録した企業を含め以下12社でした。

TASCAM
TAMRON
CANNON
Fujifilm
Olympus
SEIKO
CITIZEN
BOSE
ZIPPO
ABDOMINAL
SIGMA
ORIENT
Audio-Technica

欧州アマゾンにおける警告メーカーアンケートページ
https://mutojapan.com/nomadexporter/IPR

これらのメーカーの商品については、
欧州では出品をされないことをお勧めします。

繰り返しにもなりますが欧州では、
欧州域外からの並行輸入を【禁止】する権利を
商標権者に認めています。

欧州のメーカー担当者は欧州アマゾンにおいて、
日本製品の販売を差し止めることができます。

欧州のメーカーは並行輸入商品を発見すると、
アマゾンにクレームを申請します。

そして、アマゾンは出品商品を一括で取り下げる、
もしくはセラーに対して以下の警告を行います。

『Warning: Notice of Intellectual Property Rights Infringement』

アマゾンではこの警告が2回、3回と続くと、
重大なポリシー違反としてアカウントを停止されることもあり、
特に注意をしたいところです。

それでは、欧州では商品を出品できないのでは?
そう思われるかもしれません。

確かにその通りで全メーカーに対してリスクはあります。

とはいえ、私たちにできることは
アンケートに出てきたブランドは出品せず、
もし警告を受けたメーカーがあれば、
以下の掲示板で情報をシェアすることです。

https://mutojapan.com/nomadexporter/IPR

ぜひみなさんで情報を共有してリスクを回避しましょう。

【あとがき1】
今日はパートナーと銀座での打ち合わせ。
初めて行くカフェなので今から楽しみです!

常連のお客様が贔屓にしているショップも多いので、
リサーチがてら少し早めに現地に入りたいと思います。

【あとがき2】
ご自身で趣味をお持ちの方には、
eBayを通じた海外販売がおすすめです。

共通の趣味を通じて世界の友人に
日本の製品を紹介して販売することが可能です。

海外の友人によろこんでもらいながら、
収入もえるといったことがeBayでは可能です。

eBayに興味をお持ちの方は、
私の友人が講師を務める少人数制の
eBay海外販売セミナーをぜひチェックしてみてください。

https://mutojapan.com/nomadexporter/ebayt

【あとがき3】
現在、個別コンサルは募集していませんが、
海外販売のエグゼクティブクラブにて、
アマゾン輸出のサポートを担当しています。

同会ではアマゾン海外販売を担当しています。
https://mutojapan.com/nomadexporter/em

上記の会では、ご質問やご相談など
いつでもお気軽に行なっていただけます。

【あとがき4】
アマゾン輸出の教材「アマゾン海外販売戦略大全集」を
海外販売の師匠吉田さんと共同監修させていただきました。

対談動画と入門編マニュアルは無料なので、
これからアマゾン輸出を考えてみようと思われる方は、
ぜひご覧ください。

https://mutojapan.com/nomadexporter/ama

About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

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