こんにちは、武藤です。
eBayのリサーチツールとして
定評があるのがTerapeakです。
この代理店を務めるSAATSの林さんが、
Amazonについて興味深い記事を書かれていました。
「Amazonはライバルセラーに商品リストを渡している!? 」
というこちらの記事です。
http://ameblo.jp/saats/entry-11530111372.html
米Amazonが4月末に導入した
Virtual Account Manager(VAM) という、
新サービスに対する見解です。
同サービスを通じてAmazonは
セラーのビジネスにマッチしたアドバイスを行うとしています。
セラーがせっかく苦労して見つけた商品を、
他のセラーに情報提供するなんて?という話でした。
いや〜まさにおっしゃるとおりですね。
Amazonは売れ筋商品を見つけると、
自社でも仕入れを検討するのは、
みなさんもご存知の通りです。
セラーの販売情報は自社でも参考にするし、
競合セラーにも情報共有を姿勢を打ち出したことになります。
たしかに、私も4月末から2通ほどVAMの提案を受けています。
どんな内容かというと、ハズブロ(Hasbro)という、
米国のホビーメーカーのとある商品について、
一人のセラーしか出品していないのでチャンスですよ!
とのこと。
ただ、紹介された商品を調べてみると、
そもそも米国の商品でしたし、
ランキングもおもちゃで1,063,654位と旨味はありません。
そこで、考えたのは、
今回の提案に限って言えばAmazonは、
かならずしも売筋を紹介したい訳ではなく、
出品者を複数にすることで、
安定した販売と価格競争を促したいのでは?ということです。
そもそも、本当に売れる商品なら、
Amazonが仕入れますからね。
このVAMが提供する情報は
あまり参考にはならないんじゃないかと考えています。
現時点でVAMが提供するレポートよりも、
まだ使えるかな?と思えるのは以下のレポートです。
Business Reportから取得ができる、
High Demand Products Similar to Your Listingsです。
これは、他のセラーが販売している商品のうち、
セールスランクが高く、レビュー数が多い商品の一覧です。
いわば、本当によく売れているのに、
まだ出品ができていない商品の一覧です。
日本で仕入れができるとはかぎりませんが、
ランクや評価の高い商品であれば売れやすいです。
VAMは人間ではなく様々なデータから、
自動で送信された情報にすぎないので、
今後の改善に期待したいですね。
【あとがき1】
SOHOさんに依頼する新しい業務について、
引き継ぎの準備を行っています。
作業手順を文章でまとめて、
作業の流れを動画でも撮影する。
この2つを用意することで、
一度の手間で何人でもトレーニングが可能です。
今回は日本語でマニュアルが作成できるので、
これまでに比べてもかなり楽になりました。
【あとがき2】
現在、個別コンサルは募集していませんが、
海外販売のエグゼクティブクラブにて、
アマゾン輸出のサポートを担当しています。
同会ではアマゾン海外販売を担当しています。
https://mutojapan.com/nomadexporter/em
上記の会では、ご質問やご相談など
いつでもお気軽に行なっていただけます。
【あとがき3】
アマゾン輸出の教材「アマゾン海外販売戦略大全集」を
海外販売の師匠吉田さんと共同監修させていただきました。
対談動画と入門編マニュアルは無料なので、
これからアマゾン輸出を考えてみようと思われる方は、
ぜひご覧ください。
https://mutojapan.com/nomadexporter/ama