資金力に応じた海外販売の進め方とは?

こんにちは、武藤です。

海外販売をすすめる中で、
資金の不足を心配される方も多いかと思います。

資金不足といっても
いくつかパターンがあるかと思います。

そこで、まずは3パターンに分けて
対策を考えてみたいと思います。

1.現金もカード枠も少額のケース
2.現金は少ないもののカード枠が多いケース
3.カードは作成できないけれど現金は多いケース
1.現金もカード枠も少額のケース

こうしたケースでは、
FBA販売のような在庫販売よりも、
無在庫販売がオススメです。

なぜなら、販売時に入金が先となる無在庫販売は
在庫販売に比べてリスクが低いからです。

とはいえ、資金力が小さいうちは、
個々の取引のリスクにも注意を払う必要があります。

海外販売では商品の未着や返品等により、
返金をせざるを得ない場面もあります。

ですので、出品する商品も、
高額商品は避けたほうが無難です。

利幅の少ない高ランキング商品よりも、
利幅の大きな商品をコツコツ販売するのがオススメです。
2.現金は少ないもののカード枠が多いケース

私もこのケースに近いのですが、
この場合は、無在庫販売を中心にFBAを組み合わせます。

リスクを抑えるポイントは、
FBA販売の在庫金額を手持ち資金の範囲内に抑えることです。

無在庫販売で先に入金される売上を
自己資金と勘違いしないよう注意が必要です。

手持ち現金から将来のカード支払額を差し引いて、
本来の残高を判断しながら仕入を行いましょう。

1,000万円が口座に入っていても、
500万円のカード支払い残があれば、
資金は500万円しか無いと考えます。
3.カードは作成できないけれど現金に余裕のあるケース

カード仕入が困難な場合は、
デビッドカードの取得とFBA在庫販売がオススメです。

カード仕入でFBA販売を行うよりも、
リスクを抑えたビジネスが可能です。

とはいえ、FBA商品については
在庫の回転率を高める工夫が必要かと思います。

ベストセラーランキングへの理解と、
実在庫の確認等を通じてリスクを抑えていきたいですね。
実は今回の資金不足の問題については、
2年、3年と利益を出し続けることで、
融資でクリアすることもできます。

重要なのは現時点の資金力に応じて、
健全なビジネスを構築できるかがポイントです。

その辺りも別の機会にお話できたらと思います。

【あとがき1】
今年は事業資金の融資を受ける予定です。

すでに別事業では融資を受けていますが、
貿易ビジネスとして借入を起こす予定です。

日本では必要な条件を満たせば、
資金を調達することは容易です。

難しいのは海外販売など自己資金を
さほど必要としないビジネスにおいて、
借り入れた資金をどのように活用するか?

これにつきると思います。

資金を借り入れて在庫に変えておしまいでは、
資金がもったいないと思いませんか?

手元資金や借入資金に以下に、
レバレッジをきかすか?

最近はこうしたプランの構築に力を入れています。
【あとがき2】
現在、個別コンサルは募集していませんが、
海外販売のエグゼクティブクラブにて、
アマゾン輸出のサポートを担当しています。

同会ではアマゾン海外販売を担当しています。

https://mutojapan.com/nomadexporter/em

上記の会では、ご質問やご相談など
いつでもお気軽に行なっていただけます。

【あとがき3】
アマゾン輸出の教材「アマゾン海外販売戦略大全集」を
海外販売の師匠吉田さんと共同監修させていただきました。
対談動画と入門編マニュアルは無料なので、
アマゾン輸出を検討される際にはぜひご覧ください。

https://mutojapan.com/nomadexporter/ama

About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

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