米国アマゾンのFBA販売手数料をひと目で把握する方法とは?

こんにちは、武藤です。

これまでFBA販売における手数料を把握するには、
2種類の方法がありました。

1つはFBA料金シミュレーターというツールで、
試算をする方法。

Fulfillment by Amazon Revenue Calculator (Beta)
https://mutojapan.com/nomadexporter/fbacalus

そして、もう一つが、
ペイメント・レポートのトランザクションビューで、
個々の取引で実際に支払った手数料を確認する方法です。

例えば、50ドルで販売したある商品の場合、
手数料は9.87ドルでした。

売値に対して約2割のコストです。

手数料の内訳は以下の通りです。

アマゾンの販売手数料(15%) 7.5ドル
FBA注文手数料 1ドル
FBA出荷手数料 1ドル、
発送重量手数料 37セント

シミュレーターは商品を仕入れる前でも
利用ができるのが便利です。

さらに米国アマゾンで新しく導入されたのが、
FBA在庫一覧ページのFee Review情報です。

FBA在庫一覧ページに、
FBA販売を行った際の概算手数料が表示されています。

シミュレーター同様に推定にはなりますが、
ひと目で手数料が確認できるので価格調整の参考になります。
そこで、今回はこのツールを利用して、
私が出品する商品の1ページ目に表示された、
50個の商品のコストを分析してみました。

50点のFBA販売商品にかかる手数料は、
納入コストを考慮しなければ平均で24%でした。

そこで、さらに販売価格帯別に
手数料を計算してみました。

販売価格が
0 – 32ドルの場合
平均手数料率 31%

33 – 65ドルの場合
平均手数料率 20%

66 – 99ドルの場合
平均手数料率 18%

100ドル以上の場合
平均手数料率 16%

わずか50商品の分析ですが、
分かりやすい結果となりました!

単価が安い商品の場合、
手数料が占める割合は3割にもなります。

一方で販売価格が高額になればなるほど、
アマゾンの販売手数料である15%に
近づいていくことがわかりました。

上記の販売価格帯別の手数料割合は、
仕入れの際の参考になると思いますので、
もしよかったら利用してみてくださいね。
【あとがき1】
アマゾン輸出の教材「アマゾン海外販売戦略大全集」を
海外販売の師匠吉田さんと共同監修させていただきました。

対談動画と入門編マニュアルは無料なので、
アマゾン輸出を検討される際にはぜひご覧ください。
https://mutojapan.com/nomadexporter/ama
【あとがき2】
アマゾンの各国別売上の開示によって、
アマゾンと楽天の売上の差が歴然となりましたね。

ドイツが日本を超えていたのは意外でした。

確かに振り返ってみると、
私もドイツの売上はイギリスを上回っていますね。

ただ、ドイツはセラーへの要求も
かなり厳しいので慎重なチャレンジをオススメします。

【あとがき3】
私がアマゾン海外販売のサポートを担当する
エグゼクティブクラブの無料特典もオススメです。

10日間限定で公開されていたマニュアルですが、
海外販売の参考にぜひご覧になってみてください。

エグゼクティブクラブのSTEP1
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About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

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