米国アマゾンの送料設定の方法とは?

こんにちは、武藤です。

さきほど私のブログ内検索のキーワードを眺めていたら
送料設定について検索をされた方が多いようです。

確かにどうやって設定すればよいのか、
わかりにくいですよね。

米国アマゾンで送料を設定するには、
セラーセントラル>SETTINGS>Shipping Settingsに移動します。

発送元(Ships From Location)は、
日本に在住の方はJapanとなります。

次の設定が1つ目の関門となります。

なぜなら、送料を設定する方法が
大きく分けて2種類あるからです。

A. 1点あたり及び重量ベースの送料モデル
(Item/Weight-Based Shipping)

B. 注文金額ベースの送料モデル
(Price Banded Shipping)

B.の注文金額ベースの送料モデルは、
取り扱う商品について重さが一定か、
粗利率が一定の商品を扱うセラーさんが選択するプランです。

多くのセラーさんは重量も粗利率も
バラバラだと思うので、
おそらくAのプランを選択される方が多いかと思います。
そこで、2つ目の関門が、
Aのプランはさらに2種類の設定にわかれることです。

A-1. 固定費用(per shipment)+重量に応じた費用(per Weight)を請求

A-2. 固定費用(per shipment)+同梱点数に応じた費用(per item)を請求

A-1のプランの場合には、
固定費を15ドルとして1ポンド(1 lbs)あたり5ドルとしてもいいし、
固定費を5ドルとして1ポンドあたり15ドルとしても構いません。

A-2のプランの場合には、
固定費を5ドルとして、同梱点数1品あたり15ドルとしても構いませんが、
重い商品を取り扱う際には送料が不足するので注意が必要です。
さらに発送方法には、
普通便(Standard)と速達便(Expedited)が選べます。

それぞれ、どのような発送手段を利用すればいいのか?
これも迷いますよね。

私の普通便のおすすめは国際eパケットで、
速達便のおすすめはEMSです。

小型包装物にはエコノミー航空便(SAL)があり、
こちらは料金が安いので人気がありますが、
配送には予定の2週間を越えることも珍しくなく、
あまりおすすめができません。

実際にそれぞれにいくらの金額を入れるか、
以下のサイトを参考に考えてみてくださいね。

郵便局のEMS送料一覧
https://mutojapan.com/nomadexporter/jpems

郵便局のeパケット送料一覧
https://mutojapan.com/nomadexporter/jpepacket

送料設定のコツは完璧には設定できないということです。

請求送料と実際の送料は多少はずれてしまうもの。

平均的な取り扱い商品の重量に応じて、
赤字となりにくいラインに設定されることをオススメします。

ちなみに、私はEMSを利用することが多いのですが、
実際にかかった送料の平均は27ドルでした。

ですので、私は平均発送重量の2ポンドで
27ドル程度の送料と想定しています。
【あとがき1】
アマゾン輸出の教材「アマゾン海外販売戦略大全集」を
海外販売の師匠吉田さんと共同監修させていただきました。

対談動画と入門編マニュアルは無料なので、
アマゾン輸出を検討される際にはぜひご覧ください。
https://mutojapan.com/nomadexporter/ama
【あとがき2】
送料の設定については送料を0ドルとして、
商品価格に送料を含めている方もよくいらっしゃいます。

メリットとしては、請求送料と実送料のズレを避けることができ、
お客様にしても送料込の金額のほうが分かりやすい点にあります。

デメリットとしては、アマゾンの販売手数料が、
送料を含めた金額に対してかかってきます。

送料に対して15%程度の手数料が余計にかかります。

アマゾンのカート取得の要件には、
送料の大小は記載されていませんので、
カートの取りやすさは関係がないかもしれませんね。

【あとがき3】
私がアマゾン海外販売のサポートを担当する
エグゼクティブクラブの無料特典もオススメです。

10日間限定で公開されていたマニュアルですが、
海外販売の参考にぜひご覧になってみてください。

エグゼクティブクラブのSTEP1
海外販売マニュアルの無料ダウンロードはこちらから

https://mutojapan.com/nomadexporter/em

About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

2 comments

  1. 上記のお話をうかがってもすぐに、ピンときません。
    初心者にとって早く出品作業をするために、
    送料はゼロにして、商品価格に含めてしまって
    表示しても、まったく差し支えありませんか?

    アマゾンの手数料は、商品+送料なら問題ないと
    思うのですが。

    実際にお客様に送る場合は、商品と送料を、別個に
    インボイスに書けば宜しいか?

    関税も商品+送料ですか?
    Incotermsでは、仕入れ値+送料+保険料だと
    JETROでは言っていますが。

    お教え下さいますよう宜しくお願いいたします。

  2. 先ほどの送料の件ですが、
    もともとアマゾンの手数料は、商品代+送料の
    15%ではないのですか?(そう思っていました)

    単に表示の問題だと思っていたのですが、
    表示するときに、
    1商品代+送料
    2商品代金に含めた金額

    1,2の表示に、金額の差がでるのでしょうか?

    2にした場合、さらにもっと手数料が高くなるのでしょうか?

    宜しくお願いいたします。

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