独立を決める前に考えておきたい収入のお話

こんにちは、武藤です。

個人輸出というマーケットは
過去1年で目覚ましい成長を遂げました。

事実、米国アマゾンにおける日本人セラーの売上件数は
半年で2倍に増加したと推定します。

こうした背景もあり、
サラリーマンを辞めて独立をされる方も増えています。

サラリーマンを辞める際の条件として、
副業からの収入額を目標とされる方が多いようですね。

この金額は現在独身なのか既婚なのか、
お住いの地域や、貯蓄の状況などによっても変ります。

人によっては20万円で独立をされる方もいれば、
100万円が必要な場合もあります。

たとえば、状況の異なるAさん、Bさんの
ケースを見て行きたいと思います。

Aさん
毎月の生活費 20万円
本業からの収入 20万円
副業からの輸入 20万円

毎月20万円で生活をされている方が、
副業からの収入が20万円の時点で独立をされると、
事業から得られる収益をすべて生活費に回さざるを得ません。

これだと事業の成長に必要な再投資に回す資金ができず、
事業の規模はなかなか成長しません。

Bさん
毎月の生活費 30万円
本業からの収入 30万円
副業からの収入 60万円

Bさんの場合、独立後、生活費に30万円がかかったとしても、
毎月30万円を事業に再投資することが可能です。

年間で360万円を再投資することになり、
事業の規模を拡大するなりして収入を
さらに拡大できる可能性があります。

ここまでは当たり前の話かもしれませんが、
次に仕事の質にも注目したいと思います。

外注の得意なAさんが副業に費やしていた時間は、
1日わずか1時間だっとします。

一方のBさんは、外注が苦手で毎日4時間を
副業に費やしていたとします。

Aさんにぜひ検討をオススメしたいのが、
現在の本業の収入20万円の範囲内で、
極限まで外注化を拡大することです。

独立することに比べれば、
現在の本業の収入を外注費に回すことは惜しくはありません。

外注化を拡大することで、
利益額を増やすことができるのかをテストするのです。

一方のBさんにオススメをしたいのが、
現在の副業をSOHOさんやパートナーさんの助けを借りて、
外注化ができる部分は外注化をすすめることです。

独立をすることで自由な時間が生まれます。

この時間を作業に回すのか?

事業の成長に回すことができるのか?

この違いによってその後の成長は大きく変わると思います。

これは、私自身の課題でもあるのですが、
本業からの収入という保証があるからこそ、
独立前には思い切ったテストが可能です。

もしよかったらどこまで効率化が可能なのか、
ぜひチャレンジされてみてくださいね。
【あとがき1】
様々な事業のアイデアを実現する際に
考えているのが手離れの良さです。

事業のアイデアや実現の可能性の分析は
黙々とリサーチをしたり考えたりもします。

そこで、いざプランを実行する際には、
外注さんの力をどれだけお借りできるのかを考えます。

例えば自分でやると1日1時間が必要なプランでも、
外注化をすることで1つのプランのみならず、
10件でも20件でもこなすことが可能です。

もしくは自分だけで進めると
1ヶ月はかかるプロジェクトでも複数名で取り組むことで、
2週間で完成させることも可能です。

新しいことに取り組む際には、
国内外のだれに、どれだけのコストで依頼ができるか?

こうしたことも最近は考えるようにしています。
【あとがき2】
現在、エグゼクティブクラブのリサーチ&出品ツール
[Nijuyon]のアマゾン機能のリニューアルについて、
アドバイスさせていただいています。

追加で実装された機能は以下の通りです。
・ASINインポートによる商品分析機能
・重量、サイズ表示
・国内外の販売価格推移
・国内外のベストセラーランキング推移
・国内外のFBA及び非FBAセラー数推移

さらに、既存出品商品の取り下げ支援機能など、
まだまだ新機能の追加を予定しています。

https://mutojapan.com/nomadexporter/24

eBay出品では神的なウェブサービスとなりましたが、
Amazon販売でも使えるツールとして変革を遂げています。

現在7日間のお試し利用が可能です。
【あとがき3】
現在、個別コンサルティングは募集していませんが、
海外販売のエグゼクティブクラブにて、
アマゾン輸出のサポートを担当しています。
https://mutojapan.com/nomadexporter/em

上記の会を通じてアマゾン輸出についてのご質問や
ご相談を承っています。

エグゼクティブクラブでは、
アマゾン海外販売やeBay輸出にかぎらず、
個人輸出商社といった新しい販売にも対応しています。
【あとがき4】
アマゾン輸出の教材「アマゾン海外販売戦略大全集」を
海外販売の師匠吉田さんと共同監修させていただきました。

対談動画と入門編マニュアルは無料なので、
これからアマゾン輸出を考えてみようと思われる方は、
ぜひご覧ください。

https://mutojapan.com/nomadexporter/ama

About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

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