海外販売は転売ビジネスなのか?

こんにちは、武藤です。

メールをご覧いただいた読者さんから
こんな質問をいただきました。

「海外販売は転売ビジネスですか?」

ある意味その通りですし、
そうではない売り方をすることも可能です。

こうした質問をしてくださった背景には、
「転売」という言葉には「悪い、せこい」
といったネガティブなイメージがあるからかもしれませんね。

商品を安く仕入れて高く売るのは商売の基本。

転売に厳密な定義は無いかと思いますが、
私は価格差で売るのは転売かな?とも考えています。

お客様が価格だけで購入を決めるとしたら、
それは転売にあたるかもしれませんね。

特にAmazonといった市場は、
価格差以外の差別化は困難です。

とはいえ、お客様は商品名や型番で検索を行い、
価格でセラーを選びます。

一方で、商品の品揃えや商品説明文を工夫してみたり、
独自の写真やオプションを付けての販売など、
何か付加価値を加えた場合には転売ではないかもしれません。

商品知識をしっかりと身につけて、
商品の特徴や良さをしっかりアピールして
しっかり利益を載せて販売をする。

こうした販売が理想ですが、
時間や体力に加えて資金力も必要となります。

商品の転売からビジネスをスタートした
大手商社や貿易会社も少なくないようです。

国内外の価格差のみで商売ができるのであれば、
まずはそこから商売をはじめて資金を貯める。

メーカー寄りの付加価値のある商売を目指すのは、
それからでもいいのかな?とも思います。

 

【あとがき1】
かれこれ8年間取り組んできた国内の事業を、
いよいよ明日売却する予定です。

この事業に参入にあたっては、
出版された関連書籍はほとんど購入して、
妻と一緒に数多くのセミナーにも出席しました。

事業を開始するまでに2年の準備を要しましたので、
10年来のビジネスとなります。

今思い返せばこの案件は妻が目をつけ、

一緒に検討をして投資を決めました。

妻の協力が無くして今は無いかもしれません。

妻のビジネスへの理解と協力には本当に頭が下がります。

【あとがき2】
現在、個別コンサルティングは募集していませんが、
海外販売のエグゼクティブクラブにて、
アマゾン輸出のサポートを担当しています。
https://mutojapan.com/nomadexporter/em

上記の会を通じてアマゾン輸出についてのご質問や
ご相談を承っています。

【あとがき3】
アマゾン輸出の教材「アマゾン海外販売戦略大全集」を
海外販売の師匠吉田さんと共同監修させていただきました。

対談動画と入門編マニュアルは無料なので、
これからアマゾン輸出を考えてみようと思われる方は、
ぜひご覧ください。

https://mutojapan.com/nomadexporter/ama

About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

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