シャルル・ド・ゴール空港でのバゲージロストと保険の請求

こんにちは、武藤です。

7月に日本製品を扱う世界中のショップを視察しました。

パリ、フランクフルト、ロンドン、
NY、ロス、ベガス、そしてハワイ。

世界7都市を11本のフライトで乗り継ぎました。

これだけ乗継が多いと1回ぐらいは
荷物が遅延するかな?と予想はしていたのですが…

まさか最初の訪問地パリでスーツケースを失うとは。

今回はスーツケースを無くしてから
保険会社の補償を受けるまでの経緯をシェアしたいと思います。

まず、マイレージで取得したチケットは
北京経由のエアチャイナ。

北京での乗り換えが短かかったので、
荷物が無事に載せ替えてもらえるのかは正直不安でした。

そして、食事は微妙でしたが快適な機材で
パリのシャルル・ド・ゴールに到着。

昨年も利用した空港と同じターミナルだったので、
バゲージクレームエリアまではスムーズに移動できました。

同じ便のお客さんがどんどん荷物をピックアップするなか、
私と他の日本人の荷物がいっこうに出てきません。

これは非常〜にまずい展開です。

なぜなら、日本→北京→パリのトランジット客の荷物が
ごっそり消えた可能性が高いからです。

案の定そこにいた日本人全員でバゲージロスト申請のため
空港カウンターに移動しました。

というも、今回の旅の前に荷物が盗難されたら警察の、
遅延した場合には航空会社の証明がいると聞いていたからです。

利用した航空会社はANA(スターアライアンス)ですが、
クレームの申請はなぜかエールフランスの窓口でした。

窓口でスーツケースが届いていないことを伝えると、
書類の記入を求められました。

無くした荷物の特徴や名前の記載の有無。

パリではどこに何日間滞在するのか?
滞在先や連絡先を記入するよう求められました。

私が困ったのが1週間強滞在するパリでは
宿泊先が2箇所にわかれていたためです。

さらに私のスーツケースには
名前も連絡先も一切記入していませんでした。

滞在先のホスト宅2件分の住所と電話番号を記入して、
○日まではここ、○日以降ならここに届けてほしいと依頼しました。

ちなみに、この時点では荷物が北京にあるのか、
空港内で盗まれたのかは調べてもらえませんでした。

翌朝指定した電話番号に電話をするよう求められました。

下手な英語で重要な指示を聞き漏らしては困るので、
宿泊先の主人にフランス語で問い合わせてもらいました。

すると荷物はまだ北京にあってすぐに届けられるとのこと。

結局当日から2日後に届けられると教えてもらえました。

パリへのフライトでは仕事に必要なパソコンの電源や
常用薬が入っていたのでかなり不便でしたが
2日後からなんとかなるだろうと考えていました。

しかし、これが甘かった。
結局この後荷物が届くまでには4日も要したのです。

バックパックの中にはパソコンと
パスポートと名刺や財布しかありませんでした。

電源が無いと仕事にならないので
Macbookのアダプター1万円!やシャツや下着などを購入。

臨時の出品は3万円を超え、
荷物の買い出しに1日が無駄になってしまいました。

結局4日後の午前中に到着するという荷物は
なんだかんだ言われて午後の3時に到着。

それでも荷物が到着した時は本当に嬉しかったですね。

ホスト宅の主人やパリの知人には
なんども航空会社や宅配会社に電話をするなど
親身になって助けてもらいました。

ちなみに、こうして預け入れた荷物の遅延は、
カード会社の保険でカバーされる場合があります。

私は三井住友カードを利用していますが、
手荷物遅延費用という補償が適用されました。

1.航空便の到着後6時間以内に荷物が到着しなかった場合
実費の2万円。

2.航空便の到着後48時間以内に荷物が到着しなかった場合
実費の4万円。

実費というのは渡航地で実際に負担することになった、
必要不可欠な衣類や生活必需品の購入&レンタル費用だそうです。

つまり、6時間以内に荷物が到着しなければ2万円が上限、
48時間以内に到着しなければ
48時間が経過以降に購入した費用のうち4万円が上限となります。
現地で利用した必需品の買い物の領収書は
通常の経費精算分とは分けて保存して帰国しました。

帰国後に保険会社に申請書を請求して
返送後2週間もかからず全額が振り込まれていました。

一時はどうなることかと心配しましたが、
保険会社の方の親切なサポートもあり、
なんとか態勢を取り戻すことができました。

そして、トラブルに付き合ってもらったモロッコ人とは
将来共同でモロッコへ進出することも約束しました。

こうして一度でも経験したり記事を見ておくだけでも
再度荷物が遅延した際の安心感はきっと違うはず。

次回の海外視察はさらにスムーズに
進めることができそうです。
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正直 1件390円という単価については
SOHOさんのほうが安く済むかもしれません。

ただ、マニュアルの作成やスタッフの育成
進行状況のウェブ管理システムなど
自社でまなかうとなると相当な手間と費用がかかります。

月額1万円。商品1点あたりの手数料390円は
利用して間違いのないサービスだと思います。
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About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

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