こんにちは、武藤です。
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国内外にかかわらずAmazonのFBA納品で
入庫数量違いに悩むセラーは多いと思います。
しらべてみると100件に10件程度の確率で
納品と入庫数にずれが生じています。
各種商品を500点入庫したはずが
480点しか入庫できないといったケースですね。
こうしてずれが生じた場合には、
発送情報からReconcile(差違の照会)を実行します。
入庫数量が足りない場合には、
以下よりいずれかを選択して通知します。
1.OK – 差違の個数は未発送
2.Missing – 行方不明につき調査を依頼
これを実行すると多少の誤差であれば数日で
Reimbursement(払い戻し)が実行されます。
この払戻金額は、商品の販売価格や
Amazon独自の価値算出表に基づいて算出されます。
ですから、原価を下回ることもあります。
払戻額があまりにもひどい場合などは、
仕入値等を提示して再度交渉を行います。
また、行方不明商品が大量だったり、
高額だったりすると追加書類を求められます。
例えば以下の書類等です。
・仕入伝票
・仕入時の領収書
・発送伝票
・FBAセンターにおける受け取りサイン
今回なぜこのトピックを選んだかというと、
同一商品を納品する際に差違が頻発しているからです。
例えば300種類の商品を各3点
900個納品する場合は意外とミスは少ないです。
ところが同じ商品を900個、
9箱のダンボールに分けて納品をすると、
9箱中1箱、もしくは2箱紛失します。
冗談のような話ですが何度も発生していますから
なにか作業手順に穴があるんでしょうね。
こうして同じ商品を大量に送る際に
ある程度入庫ミスを減らせるのが
Case Packed Itemsの選択です。
通常の納入ではIndividual Itemsを選択しますが、
このケース単位を選ぶと合計数が優先される傾向にあります。
ただ、Case Packed Itemsにも不便があって
すべての箱に同じ商品を同じ数量ずつ入れる必要があります。
また、段ボール箱の中に段ボール箱を入れるマスターカートンや、
複数ダンボールを1個に合体させるのはNGだそうです。
日本のメーカーは1梱包のサイズが小さいので、
大量に入庫する際には苦労します。
いずれにしても、納入個数と入庫数はある程度ずれるので、
Inventory>Manage FBA Shipmentsでの確認をおすすめします。
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