価格修正ツールの停止にどう対応するか?

価格修正ツールの停止にどう対応するか?

今日はちょっとマニアックな話題です。

米国アマゾンの価格修正ツール等に
昨日不具合が発生しました。

価格や在庫など各種フィードの提供を
Amazonが一部でストップしたことが原因です。

一昨日から価格の更新が変だと思っていましたが
昨日米国のツール数社から連絡がありました。

eBayやAmazon、ネットショップとの
連携ツールは動いていましたが
価格修正がうまく動いていませんでした。

Amazonの不具合は稀に発生しますが
こうしたサードパーティへの
データ提供の一時停止は珍しいですね。

一定のアルゴリズムで価格を引き下げたり
逆に引き上げたりしてくれるツールは
アマゾン販売では欠かせないツールです。

こうした非常時にはどう価格を修正するか?

1品ずつ修正するのは非現実的ですよね。

こんな場合はAmazonが提供する
価格修正ツールを利用すると便利です。

価格の修正はセラーセントラルのInventoryで
該当商品をチェックします。

そして上部のActionメニューから
Match Low Priceを選択します。

修正された価格には黄色の背景が付きますから
価格を確認したら上部のSAVEボタンを押せば完了です。

特に全商品では不具合も生じるので
在庫が多い商品や主力の無在庫商品に
ピンポイントで実行するといいですね。

ただ、設定した条件で安値に価格を修正できますが
カートの取得可能性に応じた値上げは
自動ではできないので一時しのぎですね。

最安値ではなくてもカートは獲得できますから
極端に安い価格に合わせてしまうと損です。

あと、この機能を実行する際は
事前にPreferenceで条件設定をしてくださいね。

FBAセラーが無在庫セラーと価格を揃える必要はありませんし
同じようなFeedbackやハンドリングタイムのセラーとの
価格調整を行うことが可能です。

今回の不具合については昨晩解消したようですが
こうしたツールの一時停止は痛いですね。

About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

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