HSコードと関税率をかんたんに検索する方法とは?

HSコードと関税率をかんたんに検索する方法とは?

こんにちは、武藤です。

前回は海外販売において通関をスムーズに進めるために、
インボイスへのHSコード記載についてご紹介しました。

通関をよりスムーズにするHSコードの記載

そこで、今回はHSコードのかんたんな調べ方と、
インボイスへの記載方法についてご紹介したいと思います。

HSコードの調べ方については、
JETRO経由でWorldTariffを利用するのが一般的でした。
https://mutojapan.com/nomadexporter/fwt

確かに120カ国に対応していることや、
関税率の確認ができるので便利です。

ただ、カテゴリーや品目が英語表示で、
枝番が細かいので初心者にはややハードルが高いかも?

そこでオススメしたいのが、
財務省の日本語の輸出統計表からHSコードを調べる方法です。

輸出統計表
https://mutojapan.com/nomadexporter/mofhs

Japan_Customs-2

上記のサイトで最新年度の輸出統計表をクリックします。

日本語で分類されているので、
該当のカテゴリーを調べて品目表をチェックします。

一番左の統計番号の左から6桁が
各国共通のHSコードです。

インボイスに記載するHSコードについては、
この6桁のコードの記載がオススメです。
先ほどのWorldTariffのサービスを利用すると
6桁を超える詳細なHSコードや関税率を調べることも可能です。

HSコードから関税率やカテゴリー詳細を確認するには、
HSコード検索画面で番号の欄に6桁のHSコードを入力します。

そして、検索結果のHSコードをクリックすると、
詳細な枝番や原産国毎の関税率なども確認することが可能です。
ただ、こうしてしっかりインボイスを作成しても
こちらの申告通りに関税がかかるとは限りませんし、
どの商品にいくらの関税がかかるかは、
送る度に異なることもあります。

とはいえ、HSコードを記載することで、
より通関がスムーズに進む可能性が高まることは確かなようです。
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現在個人を対象とした
コンサルティングは提供していませんが
商品をお持ちのメーカー様は以下よりお問い合わせください。

muto@nomadexporter.sakura.ne.jp

定員のため募集を一時停止していますが、
個人の方は海外販売のエグゼクティブクラブにて
アマゾン輸出についての質問や相談を承っています。

https://mutojapan.com/nomadexporter/em

再度募集が再開されるような事があれば
また案内をさせていただきますね。

About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

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