こんにちは、武藤です。
先日のイベントで数名の方から質問をいただいたのが、
欧州アマゾンで販売を行う際の銀行口座の設定です。
ご存知のように欧州のアマゾンは、
英仏独伊西と5ヶ国の管理が1画面に統合されています。
とはいえ、5ヶ国のアマゾンではそれぞれの国ごとに、
売り上げを受け取る銀行口座の登録が必要です。
英仏独はユーロ建口座のみならず
米国のドル建口座での受け取りも可能です。
一方で、イタリア、スペインは
欧州主要17ヶ国のユーロ建口座でのみ売上の受け取りが可能です。
この2カ国はたいして売れないので、
無視をしても構わないとは思いますが、
出品をされたいという方も多いです。
またもう一つややこしいのが、
FBA販売とそれ以外の販売での違いです。
欧州では先日スペインのFBA倉庫が稼働したことで、
5カ国それぞれのFBAセンターに荷物を預けたり、
出荷を行うことが可能です。
とはいえ、日本のセラーは
イギリスやドイツのFBAに商品を置くことが多いと思います。
欧州アマゾンはいずれかのFBAセンターに荷物を置けば、
欧州10ヶ国もしくは26ヶ国にFBA商品を発送できます。
米国のFBAではメディア系以外の商品は、
ほとんど海外発送に対応しないので
管理画面とグローバルFBA販売では欧州が大きくリードをしています。
英国アマゾンに納めたFBA商品が、
英国アマゾンで売れたら売上は英国のアマゾンへ、
英国アマゾンに納めたFBA商品が、
フランスのアマゾンで売れてフィンランドに発送されたら、
フランスアマゾンでの売上となります。
一方で欧州アマゾンでFBA経由以外で販売を行った場合には、
商品を販売した国での売上となります。
また、配送方法を問わず、
英国で出品した商品がフランスやドイツでも
自動で出品されるわけではありません。
英仏独伊西各国で商品登録が終わっていても、
各国のアマゾンにおける出品価格やコンディション説明が無いと、
それぞれの5つのアマゾンでの販売はスタートしないので、ご注意を!
【あとがき1】
昨年パリに出張した際は事前の準備の疲れからか、
出国の前日に親知らずが腫れてしまい、
出国から帰国までずっと冷や汗がでるほど痛かったんです。
日本から持っていった鎮痛剤をすぐに飲みきってしまい、
現地で購入した痛み止めを飲みまくっていました。
痛み止めを飲んでも痛かったのですが、
忙しさで気が紛れたのが救いでした。
今回の旅行は親知らずが痛まないだけ、
多少のトラブルが起きても大丈夫な気がします。
【あとがき2】
現在、個別コンサルティングは募集していませんが、
海外販売のエグゼクティブクラブにて、
アマゾン輸出のサポートを担当しています。
https://mutojapan.com/nomadexporter/em
上記の会を通じてアマゾン輸出についてのご質問や
ご相談を承っています。
エグゼクティブクラブでは、
アマゾン海外販売やeBay輸出にかぎらず、
個人輸出商社といった新しい販売にも対応しています。
【あとがき3】
アマゾン輸出の教材「アマゾン海外販売戦略大全集」を
海外販売の師匠吉田さんと共同監修させていただきました。
対談動画と入門編マニュアルは無料なので、
これからアマゾン輸出を考えてみようと思われる方は、
ぜひご覧ください。
https://mutojapan.com/nomadexporter/ama
はじめまして。
イタリアamazonでの販売を考えております。
イタリアamazonでは法人口座での登録は必要でしょうか?
もしくは個人口座でも可能でしょうか?
大変恐縮ですが、ご回答のほど、
よろしくお願いします。
イタリアのみならず各国のアマゾンは
セラーについて法人・個人を問わないようです。
イタリアについては確かユーロ口座が必要だったかと思いますが、
念のため最新の情報を確認されてみてくださいね。
突然すみません質問させてください。
税金の納付はFBAを使って販売をした場合は
FBA納品先の国行うという認識でであっていますでしょうか?
またFBA以外の場合はどこで支払うのでしょうか?
税理士ではないのでアドバイスはできませんが、私のケースであれば法人・個人所得やセールスタックスなど内容に応じてそれぞれの国で納税を行っています。
お忙しい中ご回答ありがとうございました!!