為替の変動と海外販売ビジネスについて

こんにちは、武藤です。

そういえば、円安について、
これまで取り上げてこなかったですね。

これには理由がありまして、
今日は為替変動と海外販売ビジネスについて、
お話したいと思います。

私がAmazon海外販売をスタートしたのは2011年。

当時はドル円が75円と歴史的な円高水準でした。

今から比べれば25%も不利な為替水準ですが、
円高で輸出が不利だという認識はありませんでした。

というのも私たちの海外販売のビジネスは、
メーカーさんの収益構造とは次元が異なります。

なぜなら、原材料を外貨で仕入れる必要もなく、
販売価格を自由に決められるので、
為替差損を被るリスクを排除できるからです。

日本人のセラーは商品を日本国内で仕入れるので、
円高になろうと円安になろうと仕入値は変りません。

海外のお客様はそもそも日本の製品を
国内の卸値や市場価格よりもそうとう割高に購入されています。

円高になれば販売価格を引き上げれば良いですし、
円安となってもすぐに価格を引き下げる必要もありません。

必要な粗利を仕入値に上乗せして販売価格を設定することで、
為替変動の影響は排除することが可能です。

なので、為替の変動には一喜一憂はせず、
淡々と販売を継続してるといったところです。

ただ、FBA納品を行なった在庫については、
円安による為替差益が発生していますね。

FBA商品の粗利が吹き飛ぶほどの為替差損は、
ドル円が60円とか70円を切らない限り想定しにくいですね。
【あとがき1】
現在海外SOHOさんの体制を再構築しています。

日本語や英語ができるSOHOさんを、
業務別に複数人拡充する予定です。

日本人スタッフ1名の予算で、
3名〜5名に働いてもらえるのは助かります。

意思の疎通に多少苦労する面はありますが、
それは日本でスタッフさんを雇っても同じ事。

むしろ、テキストマニュアルや動画マニュアルで、
引き継ぎができるような作業はどんどんお任せしています。

多少難しいのがすべての細かい作業を、
成果報酬として請求を上げてもらうことです。

なにをいくらで頼むのか?これが迷うところですね。
【あとがき2】
ご自身で趣味をお持ちの方には、
eBayを通じた海外販売がおすすめです。

共通の趣味を通じて世界の友人に
日本の製品を紹介して販売することが可能です。

海外の友人によろこんでもらいながら、
収入もえるといったことがeBayでは可能です。

eBayに興味をお持ちの方は、
私の友人が講師を務める少人数制の
eBay海外販売セミナーをぜひチェックしてみてください。

https://mutojapan.com/nomadexporter/ebayt

【あとがき3】
現在、個別コンサルは募集していませんが、
海外販売のエグゼクティブクラブにて、
アマゾン輸出のサポートを担当しています。

同会ではアマゾン海外販売を担当しています。
https://mutojapan.com/nomadexporter/em

上記の会では、ご質問やご相談など
いつでもお気軽に行なっていただけます。

【あとがき4】
アマゾン輸出の教材「アマゾン海外販売戦略大全集」を
海外販売の師匠吉田さんと共同監修させていただきました。

対談動画と入門編マニュアルは無料なので、
これからアマゾン輸出を考えてみようと思われる方は、
ぜひご覧ください。

https://mutojapan.com/nomadexporter/ama

About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

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