巨額の偽造債券事件:13兆円の証券は偽造品?

最近気になるニュースが2つありました。
1つは、以前に勤務していた証券会社が、
某ネット証券大手に事業譲渡されました。
学生時代に設立から携わった証券会社で、
株式も所有していましたので経済的には
大きな損失となりました。
ただ、国内の投資信託や、世界中のヘッジファンドに
投資するオフショアファンドをドバイのヘッジファンドや、
欧州の投資銀行と開発したりと、
貴重な経験をさせていただきました。
しかしながら、前述の投資銀行がサブプライム関連の
証券化商品を組み込んだ傘下の3つのファンドの
解約停止を発表したことが今回の金融ショックを
加速させたことについては、あまりにも生々しく、
リスク商品の怖さを再認識させられました。
ファンドを設立する際の条件を定めるのですが、
仕組債を発行する彼らの権限は投資家よりも、
大きいのが実状です。
また、もう1つの気になるニュースは以下でも報道された、
イタリアで13兆円の証券を所持していた日本人が拘束
された事件です。
以下の毎日新聞のニュースによると証券の多くは偽造で、
単なる詐欺事件であったというのですが…
http://mainichi.jp/select/world/news/20090616dde041040016000c.html
この事件には、裏があるのではないかと言われています。
高額な額面の偽造証券を日本人がわざわざイタリアから、
スイスに運び込み売却することなど考えるわけが無いと
思うのですが考えすぎでしょうか。
しかも、13兆円分です。
証券の一部が偽造であったことから、
二人はすぐに釈放され氏名も公表されないとのこと。
ばかばかしい事件ではありますが、話が大きい割には、
事件が発覚した後も数日間、海外の報道機関や、
国内の報道機関でも大きく取り扱われることが
ありませんでした。
何か気になりませんか?

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