不動産投資における初歩的なあやまち

以前から物件を紹介していただいている町田の不動産業者さんから久しぶりに電話があった。相模大野にこれはという物件がついに見つかったとの連絡。
さっそく資料を取り寄せ、収益還元と積算で評価を出してみると某都市銀行であれば共に売値を上回る評価が出そうだ。業者さんに聞いて見るとすでにほぼ満額の融資の内諾は出ているとのことでした。
さっそく物件を見に行くとバブル期に建てられたRC3階建は、地型もよく、見栄えも造りもしっかりしていました。周辺の調査を行うとファミリータイプの入居率が高く、賃貸付けにも苦労が少なそうな感じを受けました。うかつにも、物件に惚れた私は、将来のキャッシュフロー計算を行う前に、買いつけを入れてしまったのです。
頭のどこかでは、これは担保価値から見れば、銀行は貸し易いかもしれないが、投資家として見れば、将来のキャッシュフローが先細るのは目に見えていると分かっていながらも、今年中に1棟を買おうとう意識が働き、満額に近い金額で買い付けを入れてしまいました。
その後、この物件は10名近い買い付けが入り、先着順ではなく売主側の検討により、自己資金を5000万円以上投入する投資家に取られてしまいました。
見た目が抜群に良い美人物件に惚れてしまった後悔と、買い付けが通らなくてよかったというホットした気持ちが入り混じった、結果となりました。
次回の買付では、美人物件に惚れることなく、自分が買いたい値段でしっかりと指し値を入れたいと思います。

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