マルチチャネル販売の手数料はFBAに比べて高いのか?

こんにちは、武藤です。

海外のお客様が日本の商品を購入される際、
懸念されるのが高い送料と配送にかかる時間です。

これをクリアする1つの手段がFBAです。

お客様はアマゾンの倉庫に納入された商品を、
安い送料ですぐに手に入れることが可能です。

一方で、アマゾン以外で販売した商品を、
FBA倉庫から発送するのが
マルチチャネル・フルフィルメントです。

指定した米国内の住所宛に、
普通便なら4.95ドル〜
速達の2dayシッピングでも9.05ドル〜、
翌日便なら16.95ドル〜で発送できます。

上記の費用には送料以外に、
アマゾンの配送代行手数料も含まれています。

また、自社ショップなどで販売を行えば、
アマゾン販売時にかかる15%の手数料が不要です。

ただ、このマルチチャネルにかかる手数料を見た時、
私は高いな〜と思いました。

なぜなら、FBA販売にかかる手数料は、
配送方法に関わらず3ドル程度だからです。
そこで、米国を代表する配送会社、
USPSの米国内の配送料を調べてみました。

すると面白いことがわかりました。

ロスからフロリダに1キロ程度の小包を送る送料は、
配送に2日程度がかかる速達で10ドル程度、
翌日便で30ドル以上かかります。

アマゾンのマルチチャネルには、
送料以外に配送代行手数料が含まれることを考えると、
アマゾンの手数料が相当安いことがわかります。

マルチチャネル販売にかかる費用は、
15%の手数料がかかるFBA販売と比べても、
USPSなど一般の運送会社の送料と比べても、
充分に魅力ある手数料だったんですね。
【あとがき1】
現在、個別コンサルは募集していませんが、
アマゾン輸出のサポートをご希望の場合は、
エグゼクティブクラブにご入会ください。

メールを通じて回数無制限の
コンサルティングを提供させていただきます。

https://mutojapan.com/nomadexporter/em

アマゾン輸出に役立つ、
充実のマニュアルをご用意しています。

About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

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