アフリカで41社を経営して年商300億円を売り上げる経営者とは？

こんにちは、武藤です。

昨日は1日でお二人の新興国起業家にお会いしました。

一人目は大手企業でオフショア開発等を担当されつつ、
ミャンマーとインドで起業をされるSさん。

Sさんとお会いするまでは、
新興国で起業をするには現地に資本を入れるのが
あたり前と考えていました。

ところが、お話を伺っていみると、
必ずしも現地に資本を入れる必要は無いとのこと。

確かに会社設立にかかる時間やコスト、
各種免許申請の問題や賄賂の問題など、
外国企業が陥りやすい問題の回避には有効そうです。

この視点は斬新で、目からウロコでした ^^

そしてお二人目は、なんとアメリカではなく、
“アフリカ” で41社を経営され、
年商300億円を売り上げる金城拓真さんです。

著書『世界へはみ出す』の出版を今月末に控えての、
出版記念の講演会でお話を伺いました。
https://mutojapan.com/nomadexporter/hami
※発売は５月末になるそうです。

アフリカ起業家ということで、
どんなやり手の方なんだろうと、
ワクワクしながら講演会に参加しました。

金城さんが10年前から相手にされてこられたのは、
アフリカのタンザニアやベナンを中心に、
アフリカの8カ国の人々です。

新興国に進出する際に、
対象となるマーケットは３種類あります。

１．現地の富裕層
２．現地の日本人
３．現地の一般層

金城さんが対象とされているのは、
現地のBOPと呼ばれる所得層です。

BOP：Base（Bottom）of Pyramidとは、
世界の所得別人口構成のなかで底辺に位置する所得層です。

世界の40億人が該当すると言われていて、
市場規模は500兆円とも推定されています。

日本でもBOPビジネスは注目はされてはいるものの、
成功例はあまり知られていません。

そもそも、お金を持っていない現地人を対象に、
どうやってビジネスを立ち上げるのか？

この視点が私には皆無だったので、
金城さんのお話は斬新でした。

なにもないからこそ、
現地の人に何がほしいか？を聞いてみる。

そこで必要なサービスがあれば、
手を上げてビジネスや雇用を作り出す。

この流れが連鎖をしていったことで、
10年で41社を経営するにいたったそうです。

スタッフみんなが働きやすい環境をつくることが
社長である自分の仕事とのこと。

良い意味で戦後日本の家族経営のような
スタッフさんとの強い絆を感じました。

最近こうした新しい引き出しが増えていくことに、
ワクワクしています！

海外販売ビジネスという軸足はしっかりと固定しつつも、
新興国へも展開をしていきたいと思います。
【あとがき１】

昨日ご紹介したテレビ番組のうち、
トラッドジャパンは残念ながら番組終了とのこと。

情報ありがとうございました！

さらに読者の方から他番組の情報もいただいたので、
紹介させていただきますね。

和風総本家（木曜 21時）※地上波
Journey in Japan（BS1 水曜 ３時）
Tokyo Eye（Eテレ 火曜15時）※英語
Channel Japan（日経CNBC 日曜9時）※英語
Click （BBC）主にIT関連情報
Fast Track（BBC）トラベル情報
アンソニーボーディン世界を食べるシリーズ（Discovery）

【あとがき２】
現在、個別コンサルは募集していませんが、
海外販売のエグゼクティブクラブにて、
アマゾン輸出のサポートを担当しています。

同会ではアマゾン海外販売を担当しています。
https://mutojapan.com/nomadexporter/em

上記の会では、ご質問やご相談など
いつでもお気軽に行なっていただけます。

【あとがき３】
アマゾン輸出の教材「アマゾン海外販売戦略大全集」を
海外販売の師匠吉田さんと共同監修させていただきました。

対談動画と入門編マニュアルは無料なので、
これからアマゾン輸出を考えてみようと思われる方は、
ぜひご覧ください。

https://mutojapan.com/nomadexporter/ama