アマゾン輸出で飽和を心配する必要はありますか?

アマゾン輸出で飽和を心配する必要はありますか?

今日は、「アマゾン輸出をする人が増えると、

儲からなくなるのでは?」

という質問にお答えしたいと思います。

 

結論からお話させていただくと、

その心配は不要です。

米国アマゾンという市場はどんどん成長を続けているからです。

 

市場が飽和するということは、

1つの商品に売手が殺到して値段が下がり、

利益が出なくなる状態をいいます。

 

 

アマゾンはいまだに急速に成長を続けていて、

まだ出品されていない商品が無限にあります。

 

 

アマゾンの売上は前年比で41%も増加しています。

 

2年でおよそ2倍に市場が成長するスピードです。

 

4兆円弱を売り上げる市場の成長は、

特定のセラーが独占できる規模ではありません。

 

毎月1千万円を売り上げるセラーが1,000名増えても、

年間の売上はわずか1200億円です。

 

確かに何年も前から出品されていた商品で、

昔は仕入値の2倍~3倍でうれたのに、

今では利益が2割~3割といった商品もたしかにあります。

 

 

とはいえ、海外アマゾンで出品されていない日本製品は、

まだまだ無数にあります。

 

こうした商品は個人でも簡単に出品が可能で、

競争にも巻き込まれにくいのです。

 

市場の飽和を心配する前に、

どんな商品を出品すれば世界中の人に喜んでもらえるか

考えていきたいですね。

 

 

 

<< 今日のワンポイントレッスン >>

海外販売でも最安値付近を狙う場合には、

最安値は切り下げないようにしましょう。

 

送料込みで100ドルの商品があったとします。

 

この商品を早く売りたいがために、

99ドルの値段をつけたとします。

 

すると他のセラーも98ドル、97ドル、95ドルと

値下げ合戦になることがあります。

 

値段を100ドル以下に下げなければ

順番にセラーの商品が売れていきます。

 

値段を下げ続ければすべてのセラーが

得られたであろう利益が無くなりますので、

値段の修正は慎重に行いましょう。

 

 

<< お知らせ >>

いよいよ明日はアマゾン海外販売セミナーです。

 

台風の影響を心配しましたが、

明日はなんとか大丈夫そうですね。

About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

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