アマゾンで有利なポジションを獲得するための秘訣とは?

こんにちは、武藤です。

これまで3回の連載でBuy Boxの獲得方法について、
ご紹介してきました。

Buy Boxを獲得できるかどうかで
売上は大きく変化します。

今日はこれまでにご紹介した要因ほど
重要ではないけど影響のある残りの項目の紹介です。

当記事はFeedvisor社の許可のもと掲載しています。

The Buy Box Bibleの著作権は Feedvisor LTDに属しますので、
当記事の再配布、転載等はご遠慮ください。

まず1つ目がODR(Order Defect Rate)です。

ネガティブ評価やクレーム、
チャージバック率などから構成される項目です。

短期の評価は17日前~77日前の注文で
長期の評価は32日前~122前までの注文が対象です。

これを1%以下に抑えられるかどうかで
カートの獲得率が劇的に変化するそうです。

次いで影響を受ける項目がフィードバックスコアです。

過去30日、90日、365日とグループ分けされていますが、
より直近の評価に重みが置かれているようです。

評価は高ければ高いほど有利ですね。

On-time deliveryは、予定期間内に届けられた注文の割合で
97%を切るとBuy Box獲得に悪影響があります。

Late shipment rateは、予定発送日内に
発送ができなかった注文の割合で4%を超えると
Buy Box獲得に悪影響があります。

Tracked delivery rateは、追跡番号を付与した注文の割合で
98%を切るとBuy Box獲得に悪影響があります。

On-time deliveryとTracked deliveryの項目は意外でした。

なぜなら、以前にアマゾンに確認した際には、
さほど重視していないと聞いていたからです。

次が顧客対応時間です。

9割以上の質問に24時間以内に対応することで
Buy Box獲得には有利に働くようです。

しかしながら内部では12時間以内の評価も計測されているようで、
将来は12時間という区切りも導入されるかもしれません。
そして最後にあまり重要ではないけど
多少の影響があると思われる項目のご紹介です。

ここに位置するのが意外なのが
フィードバック数です。

フィードバックの総数よりも
評価の内容が重要ということですね。

これも意外だったのが在庫数と過去の売上の影響が
Buy Box獲得には影響が少ないということです。

同じような評価のセラーがいたら
こうした項目を頼りに重み付けがされるという程度のようです。

さらにこれも意外だったのがキャンセル率と返金率です。

セラー都合によるキャンセルが2.5%を超えてはNGですが、
それ以下であればあまり影響がないとのこと。

ここまでくると結局全部では?
と思われるかもしれませんが、
そうではありません。

昨日ご紹介したより重要な要因を重点的に改善することで
Buy Box獲得には有利になります。

また、今回以下のレポートから私が学んだのは、
影響を与える項目の重み付けと、
同じ評価でも昨日のセラー評価のように
レベル分けがなされていることです。

メリハリを効かせることで
効率よくBuy Boxの獲得を目指していきたいですね。

 

「The Buy Box Bible
~ショッピングカートを獲得するための究極のガイド~」
http://feedvisor.com/go/the-buy-box-bible

 

さて、今回のレポートを提供してくれた
Feedvisorという会社は価格修正ツールを提供しています。

アマゾン自体はここまで詳しく
Buy Box獲得の条件を開示していませんが
同社が様々なリサーチから導き出したそうです。

毎月数万円と高価で理解が難しいツールなので
おすすめしませんがもしご興味があれば
私の担当を紹介させていただくのでご連絡ください。
現在輸出入ブログのランキングに参加しています。

 

当記事はFeedvisor社の許可のもと掲載しています。

The Buy Box Bibleの著作権は Feedvisor LTDに属しますので、
当記事の再配布、転載等はご遠慮ください。

 

今日の記事は参考になったよという方は
こちらをクリックして応援いただけると嬉しいです。

輸入・輸出ビジネス ブログランキングへ

 

【あとがき1】
海外販売についてもっと詳しく知りたい方は
以下より海外Amazonを利用した海外販売に関する
小冊子を【無料】で請求いただけます。

https://mutojapan.com/nomadexporter/ama

Amazon海外販売戦略大全集は
私が執筆・監修をした海外販売の有料マニュアルです。

アマゾン海外販売のFBAでは
仕入れで失敗をしないことが最大の戦略。

すでにアマゾン海外販売に取り組まれている方、
そしてこれから取り組まれる方におすすめの教材です。

まずは無料の小冊子を通じて
海外販売の魅力を感じていただけたら幸いです。

 

【あとがき2】
個人コンサルティングについての
お問い合わせをよくいただきます。

現在個人を対象とした
コンサルティングは提供していませんが
海外販売のエグゼクティブクラブにて
アマゾン輸出についての質問や相談を承っています。

https://mutojapan.com/nomadexporter/em
※現在新規会員の募集は停止中※

再度募集が再開されるような事があれば
また紹介させていただきますね。

About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

Leave a Reply

Your email address will not be published.

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください