Amazonの国別売上と売上を受け取れる通貨の拡充について

Amazonの国別売上と売上を受け取れる通貨の拡充について

こんにちは、武藤です。

少し前のことになりますが
海外Amazonで利用できる通貨が増えました。

日本人にはあまり馴染みのない通貨ですが
以下の5通貨です。

豪ドル
カナダドル
香港ドル
インドルピー
ニュジーランドドル

これまでは米ドルや、ユーロ、英国ポンドなどが中心で、
イタリアやスペインでは米ドル口座が利用できない制約もありました。

こうした制約が大幅に改善され
上記5通貨に米ドル、ユーロ、英国ボンドで
日本や中国を除く各国Amazonの売上が受け取れます。

イタリアやスペインはもちろんのこと、
米国アマゾンの売上を香港ドルで受け取ることも可能です。

ただし気をつけたいのはそれなりの
コストが掛かるということです。

米ドルの売上をユーロや香港ドルで受け取ると
Amazonが為替手数料を徴収します。

ざっくり計算してみますと
仲値から3%程度の乖離があるので、
米ドルで受け取るよりもかなり目減りしてしまいますね。

また、日本の外資系銀行の外貨預金口座へ
直接送金を行うといったことはまだ難しいようです。
ちなみに、アマゾンの地域別売上は
2013年度でこんな比率となっています。

Amazonregionalsales
今回イタリアやスペインでの売上が
米ドルでも受け取れるようになりました。

これらイタリアやスペインの売上高成長率は
2年で110%と魅力はあります。

とはいえ、これらの国経由の売上が占める割合は
全体のごく数%ですからあまり手間をかけ過ぎても
まだリターンは限られているかもしれませんね。
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About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

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