インターネット回線を止められた海外SOHOさん

インターネット回線を止められた海外SOHOさん

昨日23時ぐらいにそろそろ仕事を切り上げようと思っていたら、
海外SOHOさんの一人から、
Googleチャットで連絡がありました。

SOHOさん「ボス、ちょっとまずい事態が起こりました。」

私「えっどうしたの?」

S「ネットがつながりません…」

私「確かに、今日はどうして仕事しないの?」

S「ネットが止められてしまって、今ネットカフェにいます。」

私「えっ?なんで?」

S「2ヶ月分の支払いが遅れていて」

私「は~なんで?」

S「想定外の出費がかさんで、助けてもらえませんか?」

私「で、いくらなの?」

S「158ドルです。」

私「は~馬鹿言っちゃいけないよ。そんなするわけ無いじゃん。
物価考えてもおかしいでしょ?本当のこと話しなよ。」

S「実はノートパソコンの支払いも滞っているんです。」

私「はー、それでどうするつもりだったの?」

S「…ボス申し訳ない、助けてもらえませんか?」

[これまで頑張ってくれているSOHOさんなので、
騙されてもまあ仕方ないかなという気持ちで。]

私「OK、支払いはoDesk経由でいいの?」

S「それだとまずいです。明日払わないとネットが使えないんです。」

私「Paypalはどう?そのかわり手数料も上乗せして請求するよ。」

S「私ペイパルを持っていないんです。
ウェスタンユニオン銀行で送金してもらえませんか?」

私「わかったよ明日送金するから、手数料込みで○ドル返してね。」

S「はい、必ず成果でお返しします!」


[本当に払ってくれるのか? これで関係が終わればそこまでか?]


以前にも他のSOHOさんから同じような依頼を受けましたが、
その際はきっぱりと断りました。

このSOHOさんの場合は、マネージャーのポジションで、
彼には10名以上のSOHOさんを管理してもらっています。


果たして彼は明日からちゃんと働いてくれるのか?
それにしてもウエスタンユニオンの送金って早いですね。
アジアであれば15分程度で資金が受け取れるとのこと。

とはいえ、SOHOさんから賃金の前借りを頼まれたら、
どんな理由でも基本はまず断りましょう!

私の今回の例は悪い例だと思いますので!

もし連絡がつかなくなったりしたら、
またブログやメールマガジンで報告させていただきますね。

お楽しみに(笑

メールマガジンの購読&特典申込ページ

About Kenichi Muto

日本製品の海外販売を行う匠の技株式会社 代表取締役社長 個人の海外販売をサポートする組織 海外販売エグゼクティブクラブの講師兼サポートメンバー 2004年 eBayにて日本製品の販売を開始 2011年 米国amazonにて日本製品の販売を開始 世界8ヶ国のamazonやeBay自社ショップを通じ178ヶ国を対象に年間20万件の取引を行う。 法人コンサルティングを通じ国内メーカーの海外販路の開拓もサポートしている。 日本製品の海外販売に関する記事を日々発信中。

Leave a Reply

Your email address will not be published.

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください